はじめに
このノードのBoundaryを使うとモデリングの際にできるいらない頂点が削除できるかもしれないということで見ていく。
参照元
Mesh Filter
機能
このノードはいくつかの利用可能な基準によって入力されたメッシュの頂点、辺または面をソートする。
境界 vs 内部、凸 vs 凹など。それぞれの基準で、GoodとBadメッシュ要素を別々に出力します。また各基準に対してマスク出力も可能です。
入力
- Vertices
- Edges
- Faces
パラメータ
- Mode どのようなメッシュ要素を操作するか。頂点、辺、面の3つのモードが有る。
- Filter フィルタリングに使う基準。選択されたモードによって使える基準は異なる
出力
選択されたモードに合わせた出力。下にあるモードの説明を見てください。
モード
Vertices
次のフィルタリング基準が利用可能
- Wire 面に接続されていない頂点
- Boundary 境界辺に接続されている頂点
- Interior ワイアではなく境界ではない頂点
このモードでは下記の出力が使われる
- YesVertices 選択された基準に適合する頂点
- NoVertices 選択された基準に適合しない頂点
- VerticesMask 頂点に対するマスク出力。基準に適合する頂点はTrue
- YesEdges 選択された基準に適合する頂点が接続された辺
- NoEdges 選択された基準に適合する頂点が接続されていない辺
- YesFaces 選択された基準に適合する頂点で出来ている面
- NoFaces 選択された基準に適合しない頂点で出来ている面
- Circler Sections が4あり面も内から外へRadialSections毎に4つある
- Boundary、Interior、Interior、Boundaryという辺になっている
- 結果最も内側と外側を接続する面が出力された
- Circler Sections が4あり面も内から外へRadialSections毎に4つある
Note このモードでは頂点をフィルターするので、入力された頂点のインデックスはYesVerticesとNoVerticesでは有効ではありません。そのためEdgesとFaces出力では、このフィルタリングされたものを考慮に入れています。
Edges
次のフィルタリング基準が利用可能
- Wire 面に接続されていない辺
- Boundary メッシュのマニホールド部分の境界にある辺。
- Interior マニホールドであり、境界ではないエッジ
- Covex 2つの凸面を結合する辺。この基準は有効な面の法線に依存する。
- Concave 2つの凹面を結合する辺。この基準は有効な面の法線に依存する。
- Contiguous 同じ巻線を持つ2つの面の間のマニホールド辺。言い換えると、同じ法線の方向を持つ複数の面に接続された辺
??
このモードでは下記の出力が使用される
- YesEdges 選択された基準に適合する辺
- NoEdges 選択された基準に適合しない辺
- Mask マスク出力
Faces
このモードにおいては1つの基準のみ利用可能: interior face vs boundary face。境界面とは任意の辺が境界となる面。他のすべての面は内部の面とみなされます。
このモードでは下記の出力が使用される
- Interior 内部面
- Boundary 外部面
- BoundaryMask マスク出力。Trueが境界を示します。
使用例
公式にあるので見てみてください