Perception Neuron 1.0 を触る

Etc

はじめに

現在最新版の Perception Neuronは2.0で 1.0がすっかり終わってる感を感じましたが

1.0を手に入れたので使い方などをメモしておきます。

PerceptionNeuron 1 でやってみた結果をまとめています。

ちなみに PerceptionNeuronとはこのようなものでモーションキャプチャに使用するものです。

参照元

チュートリアル動画

Attention Required! | Cloudflare

マニュアル(日本語版)

www.aiuto-jp.co.jp

Axis Neuron (Studioではない)

Axis Neuron | Perception Neuron Motion Capture

PerceptionNeuron

装着時のメモ

  • かなり正確にやらないと安定しない

Axis Neuron のメモ

大まかなレコーディングの流れ

  1. 接続を押すと正しく装着と接続ができている場合、一覧に表示されるので選択して Connect する
  2. 接続すると センサーマップ で認識できるているセンサーが色付けされる。接続しているセンサー全てが緑であることを確認
    • 色が消えていたりする場合は接続解除して、接続を見直した後に1から始める
  3. ロボタンを押すと位置が0, 0にリセットされる
  4. Prop Setting から自分の身長や性別を選択する

    • 自身のスケールを設定しておくと精度が劇的に上がる(設定はBody Size Managerから行う)
    • 日本語マニュアル 6.2 Body Size Manager 詳細な設定方法
    • 日本語マニュアル 6.7 Body Size Measure 詳細な計測方法
  5. キャリブレーションを押すといくつかのポーズを取ってセンサーの位置を調整する
    • キャリブレーションは2回に分けて行う。1回目 Steady pose のみ。2回目 Steady pose以外全部
    • キャリブレーションした結果まだおかしい場合は装着位置が正しくない可能性がある為、接続解除 → 見直して再度1から行う
  6. 正しくなったらレコードを押し記録する
    • 記録するファイルは raw ファイルという形式で保存される]
    • レコードは再度押すと停止できる
  7. 記録したファイルはファイルメニューから bvh 形式でエクスポート可能
  8. 最後に接続解除して作業を終わる

Blender側メモ

bvh をインポート

Item意味
Scale FPSPerception Neuronは60~120FPS。30FPSのアニメーションにしたかったらチェック
Loopインポートする bvh が60frameで、Blenderの設定が250フレームまでだとすると、250フレームの間60フレームのアニメーションをループする
Update Scene FPSBlenderFPSをBVH に合わせる
Update Scene DurationBlenderのendフレームを BVHのendフレームに合わせる

後はメッシュを紐付ける事で使える様子。

しかしすでにリグの施されたモデルに対して提要する場合、Perception Neuronの骨の命名規則とモデルの骨の名前がおそらく違うため、リマッピング(リターゲット)する必要がある。

例えば Rigify と比べてみました。

Rigify の顔と右側を除いた比較です

そのあたりについては下記ページで解説されてるようです。

モーションキャプチャーのデータをBlenderで調整してUE4で使用する

soramame-games.com

メモ

  • BVH(Biovision Hierarchy)(バイオビジョンの階層)
  • サンプルモーションファイル
    • C:Users<ユーザー名>DocumentsNoitomAxis NeuronMotion Files

英語メモ

  • Versatile 汎用性が高い
  • Adaptable 適応性が高い
  • Affordable 手頃な価格

最後に

キャリブレーション直後は精度がすごく高いですが、時間とともにずれていきます。※調整がまだ下手なだけかもしれません。体感的には1分くらいでかなりずれてます。

なのでVFXの1シーン等Youtubeで全身にセンサーつけて演じている動画を偶に見ますが、長いカットのシーン等はどうやってやっているのか気になりますね。

あとBody Size Measureはやらないとちゃんとした精度の高いレコーディングができないですね。きぐるみキャラクターなどのアニメーションで使う場合、ベストなのはきぐるみを着た状態で計測したデータを入力しておく事ですね。

あとレコーディングが楽しいです。

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